1人でスイパラに行った話③

【1人でスイパラに行った話③】

ここからは吐く話になります。

スイーツパラダイスしている途中から、

これだけ大量の小麦粉と砂糖と油を摂取していたらさぞかし体に悪いんだろうな

と思い始める。

たまにくる意識高いモード期間の時にはなるべく避けていた３大悪を

胃の中いっぱいに入れた罪悪感が襲ってきて、

よし、このあと吐こう

そう決意するわけです。

まあそうなると分かっててスイパラ来たんだけどね。

吐くためには水分必須。

今更ながらウーロン茶をがぶ飲み。

本当は即帰宅して吐くつもりでいたけど、

電車乗ってる間にもこの小麦粉砂糖油は吸収されていくんだな、と思ったら怖くなり

吐いてから帰ることにしました。

ちょうどビュッフェ用のビニール手袋があったのと、

テーブルの上の紙ナプキンも何枚かバッグに突っ込み

スイパラを出てすぐ、ショッピングモールのトイレを探しました。

外で吐きたい時は、多目的トイレを使わせてもらっています。ごめんなさい怒らないで。

普通の個室だと、声が出てしまった時にバレてしまうし、

便器の中の水が顔に跳ね返ったら最悪で。

多目的トイレにある

あの独特の縦型の洗面台みたいなの、

今調べたら人工肛門用なんですってね。

水も出るし、そのまま流せるし

高さ的にも吐くのに便利と思って使ってしまってました。

周りや床を汚してしまった場合はちゃんとトイレットペーパーで拭いてます。

吐くのに使ったビニール手袋は、丸めてサニタリーボックスに捨てました。

唾液まみれになった手を本当の洗面台で洗いながら、

鏡に映る、吐いて紅潮した顔。

吐く時に涙出るよね？

アイラインも滲むわけです。酷い顔。

服や髪に吐瀉物が付いていないかしっかり確認。

トイレを出る時はあまり人に見られたくない。

そして何度も思うんです。

もう二度と食べ放題には行くまいと。

1人でスイパラ行った話、終わり。